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カミツレ

神宮大麻のおはなし

あと数日で今年も終わり。

お家の大掃除をはじめたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

はじめは面倒に思っていても、いざ取り掛かると熱中してしまう大掃除。筋肉痛と共に年越し…

ということにならないよう、根を詰めすぎないようにしてくださいね。


さて、今日は神宮大麻のお話です。


ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今年は神宮大麻が明治天皇の思召しにより、全国に頒布されるようになってから150年という節目の年でした。


昔は御師と呼ばれていた祈祷師が全国各地で祈祷を行い、その印に「御祓大麻」を頒布していました。また、御師は全国から神宮へやってくる参拝者の宿を世話したり、案内をする役割も担っていました。


その御師が人々に教えを説く際に用いたといわれているのが「伊勢両宮曼荼羅」です。左上端には古来から霊峰として崇められてきた富士山、その右には朝熊山(あさまやま)山頂には天照大御神と同体といわれる雨宝童子(うほうどうじ)をまつる金剛証寺が、右上端には天岩戸がある高倉山が描かれています。

そして五十鈴川にかかる宇治橋を渡った先、左端に描かれているお社が内宮、右端に描かれているお社が外宮で、曼荼羅の上部の日輪と月輪(がちりん)はそれぞれのお社を象徴しています。



板橋区内の神社ではこの節目の年を記念して曼荼羅から着想を得たシートをお分けしています。シール部には内宮と外宮の象徴である日輪と月輪が、背景には天皇の勅使が神宮の神前で読み上げる祝詞の紙の色である縹色があしらわれています。


今まで神宮大麻をおまつりしていた方はもちろん、今まではおまつりしていなかったという方もこの節目の年に神宮大麻をおまつりして新しい年を迎えられてはいかがでしょうか?


伊勢両宮曼荼羅に関してはこちらをご覧ください。

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