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  • 執筆者の写真拓美

『神明さま』ができるまで…

 

 前回の投稿が2月。4ヶ月ぶりのつれづれ執筆となります。

 カミツレさんの文才と速筆に目を剥いております拓美です。


 最近は晴れたり雨が降ったりと落ち着かない天気に加え、湿度も高くなっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は雨女なのもあいまって、雨の日は申し訳ない気持ちになっています。



 今回の話題はときわ台天祖神社社報『神明さま』。なんと来月1日発行予定の次号で145号になります。年2~3回発行し、社頭・授与所などでご自由にお取りいただけるようになっています。

 本記事では、この『神明さま』145号ができるまでを追いかけていきたいと思います……!


 さかのぼること4月下旬、まずは社報の構成を決めていきます。

 145号は先々号と同じようにA4×4ページに決定しました。また、表紙は板橋で一大行事とされていた七夕をテーマに、浮世絵風に描いています。

 七夕の短冊には、社頭の和歌ボックスにご奉納いただいた和歌の入選歌が、そして、七夕と共に6月末の「夏越の祓」のお知らせも表紙に掲載することになりました。



 大きさとページ、内容が決まったら、次は文面の執筆。宮司含めたライター班のお仕事になります。読者の皆さんにとって読みやすく、興味深いと思って下さるような文を考えていきます。これがとても難しい……。言葉の細かなニュアンスなども考慮し、後から後から生えてくる誤字・脱字に赤字を入れて、文面が完成したら、お次はアート班にバトンタッチです。


 今回は文明の利器を最大限活用して、社報作成を行いました!神社、自宅、どこにいても作業やその進捗が見られるように、ファイルの移動とチャットが備わった機能を利用して、みんなで一丸となって作業を進めました。文明の利器…素晴らしい……!リモート授業・ワークが増えたことで、作業する側も機能への慣れが出てきたということでしょうか。


 アート班は、チャットで飛んできましたライター班の文面・仮仮レイアウトを元にし、本格的にレイアウトを作成していきます。ライター班の仮仮レイアウトが、アート班によって洗練された仮レイアウトになる様は目を見張ります。ライター班一同、何度も「すごい……」のため息。

 そのアート班の皆さんもライター班と共に、縦書きにするか横書きにするかで悩み、文字の大きさに悩み、写真の有無に悩み……何度も何度も稿とチャットを重ね、これだ!という案に決まったら、文面の中に更新されていく情報を入れ込んでいきます。



 ここからが大変。引っこ抜いてもまた生えてくる誤字・脱字との戦いです。表記ゆれや曜日の間違いなど、抜いても抜いてもキリがありません。その様子はまさに雨上がりのキノコ。その度にチャットでは、アート班に修正のお願い……この繰り返しでした。

 なんと入稿直前までこの誤字キノコは生えてきました。


 そしてつい先日、ようやく校正が終わり、入稿が完了しました!初案から入稿完了まで約1ヶ月。不測の事態がなければ、6月1日に社頭や授与所で145号『神明さま』がお目見えします。


 昭和53年5月1日にガリ版印刷の『氏神さま』として始まった天祖神社社報。

 名前を変え『神明さま』になり、手書きのガリ版がパソコンでの打ち込みになっても、絶えることなく天祖神社の年月を皆様にお伝えしていきたいと思います。


 それでは、6月1日の145号社報発行までお楽しみを(^^)


 また次の記事でお会いしましょう(^^)/

 


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