宇迦之御魂神
(うかのみたまのかみ)
「古事記」ではスサノヲの子、「日本書紀」ではイザナギ・イザナミの子。稲荷の神。
「うか」「うけ」は食物を総称する言葉であり、食物の神。特に稲の霊とされる。
私への人々の信仰はとても篤くて、祀られているのは神社だけでなく、家の庭や、ビルの屋上にも赤い小さな鳥居や祠にもみられるとおり。
私のお祭りは、二月の午(うま)の日。その頃には「正一位稲荷大明神」という赤い旗があちこちではためき賑わっているの、見たことがあるでしょう?
神社から個人の家でまで祀られているなんて、私ぐらいなものさ。え?白い狐さんだって?それは私の眷属、お使いさ。